社内研修「接遇」

介護福祉士会の稲田先生をお招きし【接遇研修】実施しました。

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研修冒頭に「接遇の重要度はヘルパーの仕事の80%」とあり、それだけ重要なんですね、緊張感を持って講話を聞かせていただきました。

接遇技術を磨くためのポイントの1つに「共感」=相手と同じ立場でその気持ちや状況を感じることとあり、ご利用者とヘルパーは生活歴や価値観、置かれている状況が違うなかで、どのように共感を示していくか・・・

深いテーマに考えさせられました。

深い共感を示すことでご利用者がそれを感じ、信頼につながる。

深い共感を得ることで、ご利用者がそれを感じ、信頼につながる。

深い共感を得ることで自身の対応、気遣い、声掛けも変化する。

社員一同研鑽していきます!

 

職場の人間関係

介護職の離職の原因に「職場の人間関係への不満」が上位である現状。

「現場のドラッカー」に私が考えさせられた内容が!

現場のドラッカー (角川新書) | 國貞 克則 |本 | 通販 | Amazon

ドラッカーは自らの人間関係に責任を持つためには2つの要素があると言います。

1.共に働く人を理解する

2.自分の考え方を伝える責任

「共に働く人を理解する」は「あなたが特殊であるように、他人もまたそれぞれにあなたとは違った特殊な強みと仕事の仕方と価値観を持つ人間であることを受け入れる」という意味です。

 

2番目の「自分の考え方を伝える責任」については、「人間関係の摩擦のほとんどは、互いに相手の仕事、仕事の仕方、重視していること、目指していることを知らないことに起因している。その原因は、互いに聞きもせず、知らないかもしれないからである」と書かれています。

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振り返ると私も様々な人間関係のトラブルを起こしてきましたが、相手に対して「こうあるべきだ!」と「べき!」が強くなると、冷静に対処できなくなっていました。

常々意識して更に素敵な訪問介護事業所にしていけるよう修行していきます!

親ができること

近年、学行に行けない子が増えているそう。

「学校に行きたくない」と子どもが言ったとき親ができること (ポプラ新書 い 9-1) | 石井 志昂 |本 | 通販 | Amazon

子どもがのびのびと育つためにできること

・子どもとの雑談を楽しむ

・子どもの話を聞く

・子どもに提案するときはひと呼吸置く

・できるだけ笑顔でいる

・子どもと距離をとる時間を作る

「チャイルドライン」という18歳までの子どものための電話相談機関があり、子どもたちは親や先生、友達に言えないことを相談したくて電話をかけますが、相談内容のトップは「雑談をしたい」だそうです。

 

雑談などのなんでもない時間を親子で過ごしていると、子どもの中に無条件の自己肯定感がはぐくまれる、と筆者は書いています。

 

子育ては楽しいことばかりではないですよね。

 

お仕事に従事しながら子育てや介護をされている姿に頭を垂れる思いで応援しています。

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コミュニケーション研修

全体会議・社内研修を行いました。

全体会議では運営に関する方針の伝達をさせていただきました。

研修は対人援助の基本である「コミュニケーションについて」福田サ責による研修!

私たちもそうですが、利用者にも個別性があり、その人の個性や独自のコミュニケーション方法を理解する必要があります。

効果的な傾聴、共感、表情、姿勢、非言語などなど学びました!

テクニックとしてのコミュニケーションではなく、いかに支援者として利用者に共感できるか、、、

その思いが適切なコミュニケーションに繋がる、、、

テクニックに頼ると直ぐに相手に伝わる!

奥が深いコミュニケーションの学びでした。

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ケースカンファレンス

支援中の事故防止を兼ねたケースカンファレンス。

サービス提供責任者が今後の方針を出し、ヘルパーさんに周知。

更にその方針で適切な支援が実施できるのか話し合いました。

速やかな事故報告が、今後の支援内容検討に繋がりました。

緊急事態宣言が解除され、当社では一層のケースカンファレンス、モニタリング、社内研修を充実させていきます。

ヘルパーさんが意欲的に支援に伺えるよう運営していきます!

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求められるBCP

令和3年度報酬改定では「業務継続に向けた取り組みの強化」が新設されました。

ホームヘルパーNo527 令和3年9月号参照

これによりすべての介護サービス事業者を対象に、事業継続に向けた計画等(BCP)の策定、研修の実施、訓練(シュミレーション)の実施等が義務付けられることになりました(3年間の経過措置期間が設けられています)。

BCPとは平たく言うと「脅威が発生した際の具体的な行動計画」のこと。

BCPを策定することで、地震等の自然災害、感染症の蔓延等、様々な脅威が発生した場合に、重要な事業や業務を中断させない、又は中断したとしても可能な限り短期間で復旧させることを目指します。

なぜ今、介護事業所にBCPが求められているのか。

介護サービス事業者には、利用者の生活を支える社会的責任があり、自然災害の発生や感染症の流行によって介護サービスが停止してしまうと、利用者の生活に大きな支障が生じます。

日頃からの備えはもちろん、脅威発生時でも利用者に必要なサービスが安定的・継続的に提供できる体制の構築が必要となり、あらかじめ検討した対策をBCPの形にまとめておくことが求められています。

 

2年半後には策定が義務付けられるため、なかなか大変ですが今年度中から作成に着手していこうと思っています。

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真岡北陵高等学校Zoom講義

2021年9月7日(火)栃木県立真岡北陵高等学校の2年生、介護福祉科の生徒さんに「訪問介護の専門性」について講義させていただきました。

docs.google.com

訪問介護とはどのような仕事か、コロナ禍における取組、魅力などなど、お話しさせていただきました。

Zoomでの講義でしたが、このような機会を与えていただき、訪問介護についてお話させていただけたことに感謝いたします。

訪問介護に興味を持ち、志す方が増えると嬉しいです!

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